風の歌を聴きたくてスペインに来たのです

スペインについては全くの門外漢だったけれど、運と縁に導かれて、2017年夏からスペインにてMBA生として暮らしています。

経験とか消費とか

マーケティングのケース然り、ビジネスストラテジーの授業然り、様々な企業のビジネスの取り組み・商品が紹介されていて課題と解決策を探るわけですが、そのケースを読み込むことに加えて、各社の事業紹介ビデオをYouTubeで見たりすれば、その会社のことを、「何となく」、「ざっくり」とは把握できます。


でも、そういった表面的な情報だけ集めても、議論の場においてどうも納得感が出せないというか、手触り感のある話ができないな~と感じてます。

 

 

ネスレユニリーバの商品にはどういったものがあって、どんなパッケージで、スーパーで品物を手に取ったとき、目で見たときどう感じたか。例えばキットカットは他のネスレ商品と比べてどう差別化しているか。

・欧州の航空会社を比較して、ブエリングとルフトハンザは、空港でのサービス、飛行機内でのサービスがどう違うか、どう感じたか。同じLCCでもライアンエアーとブエリングのサービスに違いがあるか。あった場合、ユーザーとしてどう感じたか。

・ウォールマートは日本で西友としてどう展開しているか。店内の様子、品物の質はどうか。ウォルマートはカルフールとどう差別化しているのか。店員のサービスはどうか。

 

等々、上述のような話をリアルな経験を踏まえたうえで語ると、とても説得力がある。英語力が拙くても、経験談となれば、クラスメートもそれなりに聞く耳を持ってくれる。

 

そういうことを考える一方で、この留学中、同じスーパーに行って同じPBばかり買ってしまったり、いつもH&Mで服を買ってしまったり、ワインやカバを飲まずにビールばっかり飲んじゃったり、と、面白みのない消費体験をしてしまっている自分にふと気が付きました。

色んな商品を試して、色んな小売店舗に入って、色んな料理を食べて、色んな乗り物にのって、色んな場所に直接足を運んで、たくさんの経験をして、たくさんの「リアル」をクラスメートに共有できるようにしたいです。

 


そのためにも、「ケースを読むのが忙しいから、買い物よろしく」と、妻にお願いする回数を減らさねば・・・。

受験と子育ての両立

年末年始はいくつかの国を周遊して過ごしていましたが、幼児との旅行はなかなかハードだなと改めて感じてばかりいました。いつぐずりだすか分からないし、食事中も常にハラハラドキドキだし、今日はたくさん歩いたから明日はゆっくり起きようと思っても、子供が5時台に起きちゃったりするし。

 


子育てと言えば、「MBA受験の準備と子育ての両立って大変じゃなかった?」と、日本人からよく聞かれますが、「いやいや、そんなことはないよ」と日本人らしく謙遜して(笑)答えることが殆どです。・・・が、実際のところ、楽ではないです。たぶん、勉強時間は子育てをしていない受験生(= 全受験生の90%ほど?)よりも少なくなると思います。ここは集中して勉強したい!という場面であっても、勉強中に突然子供が泣き出したり、なんてことはざらにあるわけなので、まとまった時間というのもなかなか取れないです。

配偶者に対してどの程度子育てを任せるかにもよるけれど、自分の場合は、できる限り子育てに携わりたいという思いがあったので、通学生の予備校にはY.E.Sを除いては行かず、基本的に家で勉強して、いつ何時でも子供と触れ合えるようにしてました。さすがに、GMAT受験の前日は別の部屋で寝させてもらいましたが・・・。

 

勉強を開始する前にAGOSの合格体験記を読んでいて、子育てと勉強を両立する=睡眠時間を削って勉強時間を確保するものだ、と覚悟していたんですが、いざ睡眠時間を削ると仕事と勉強の質が確保できなかったので、結局、毎日できる限り6時間は寝るようにしていました。つまり、育児の時間が増えれば増えるほど、勉強時間は減っていく一方ですね。

なので、もちろんストレスはそれなりに溜まるし、子供には悪いけど、「もし家庭の時間を減らせば、TOEFLであと+5点すぐにアップするんじゃないか、GMATで+30点アップするんじゃないか」と思ったことは何度もあったっけな・・・。

 

でも、どうしてそうまでして両立を目指したかと言うと、無事に合格が決まって学生生活が始まったら、勉強とネットワーキングと育児(家庭)の3つをバランスよく楽しみたいなと思っていて、それを実現するには、今から(勉強段階から)複数の物事を並行して進める訓練が必要だろう、と考えたからであります。

 

実際学生生活が始まってみたところ、3つ(勉強、ネットワーキング、育児・家庭)のうち、ネットワーキングにうまく力を注げていないわけですが。。。2018年の目標は、その3つをしっかり楽しむことですかね。

MBA準備期間の差

2015年の後半にTOEIC900点レベルからMBAの勉強をスタートさせて、いざTOEFLを受けてみたら60点台に沈んで、いかにTOEICの点数が当てにならないかを知り愕然とする。そこからRとWの合計で55点を安定して取得できるレベルになったところでGMATに攻め入ったら、Verbalで20点弱しか取れず、AGOSY.E.Sにお世話になりながら、GMAT受験回数が4回を数えるこ頃にどうにかこうにかVerbalで30点台に突入して…という時点で2016年の末。年末年始は、GMAT5回目の勉強&エッセイ&インタビュー準備を並行して対策を進める。


金銭面で言うと、TOEFL、GMAT、予備校の代金で100万円以上はかかったし、それに加えてエッセイカウンセラーも契約してだね・・・。

 

 

という話を、アジア人の中でピカイチに英語ができる中国人の同級生に語ったら、

「自分がMBA留学を決めたのがちょうどその頃だったな。2016年の12月。んで、すぐにTOEFLとGMATを1回ずつ受けて、USを含めて3校分エッセイ書いて、インタビュー受けて、一応全部合格して、その中から一番住みやすそうなバルセロナを選んで、今にいたる」

と、さらっと返された、2017年の師走だったのであります。

1ヵ月超更新ができなかった理由②(お勉強)

1月末から、プレゼンや(教室の前に立っての)ディスカッションを求めらることが多くなり、Speakingに難ありの自分にとってはとにかくしんどい数週間で、腰を据えてブログを書こうと言う気が起こらなかったです。

そういったparticipation型の授業が一段落ついたところで、各授業の最終グループワーク課題に取り組んだり、ペーパー試験の勉強に励んだり、1st Termが終わった瞬間に家族旅行に行ったり、と、気が付けばクリスマスも過ぎていたよ、というところ。しかも、前述のとおりこれらの内容を体調が悪い中こなしたので、肉体的、精神的にちょっとお疲れ気味。


もちろん、プレゼンやディスカッションを通じて、自分自身をストレッチさせることができたな、という実感はあって、これこそMBA留学の一つの学びであると思うのだけれど、これをもっとbetterな体調の中でこなしたかったな、というのが本音。

体調管理できていない=自己管理の甘さ、と言われるかもしれないけど、スペインのウイルスに適応する体作りをするのって、努力とかそういう問題じゃないから、何ともね。。。

1ヵ月超更新ができなかった理由①(体調)

11月末から断続的な体調不良が続いていて、長いこと更新が滞ってました。断続的に39度近い発熱があったり、副鼻腔炎になりかけているんじゃないかと思うくらい鼻水が出たり、咳が出たり、という中、何とかだましだまし1st Termのラスト数週間を乗り切って参りました。

 

最初は日本から持ってきた風邪薬を飲んでいたんですが、飲んでもあまり効いた感じがせず、ずるずる体調不良を引きずって、もうこれはアカン、と思いバルセロナの現地の医者に掛かり、そこで処方された薬をもらって、徐々にではあるけど体調が6-7割程度に戻ってきた、という感じ。

 

現地の医療従事者の方とお話したんですが、海外に引っ越して1年目って、よく風邪をひくみたいですね。現地のウイルスと日本のウイルスとではやや種類も違うらしく、留学生/海外赴任者あるあるなんだとか。

 

ちなみに、現地の病院に掛かるにあたって、保険会社にちゃんと連絡しておいてよかった、と本当に思いました。英語が使える病院がどこか、かつ、キャッシュレスが適用される病院がどこかすぐに教えてくれるので、大きな不便なく診断が済みました。ただし、薬局では英語があまり通じないことに加えて、処方された薬の説明書が当然ながらスペイン語なので、薬を体内に入れるまでにだいぶ時間を要しましたが。。。

 

一両日中に、1ヵ月超更新ができなかった理由②を書きたいです。

酒と言語

フットワークの重さには定評があるので、あまりパーティには参加していない僕だけど、ごく稀に(月1~2回)は勇気を振り絞って会場に足を運んでいます。足が遠のき勝ちなのは、1つには家族がいるというまっとうな理由があることに加えて、ざわついた中で普段にもまして英語が聞き取りにくくなるから、と参加しても虚しさに打ちひしがれてしまうから、2点があるわけですが、後者については、アルコールの力で乗り越えられるな、という思いが強くってきました。

 

アルコールが入ってると、グループワークであんなに黙りこくっていたのが噓のようにアグレッシブに話せるし、話が伝わってるかどうかはどうでもよくなってくるし、よく聞き取れないときもWhat? Sorry?と躊躇なく聞き返せるようになる自分に、遅まきながら気づき始めた次第です。

 

日本を離れて4ヵ月弱経とうとしてるのに、一向にfluentに英語を喋ることができない自分に苛立ちを感じてしょうがなかったけど、インプットは確実にされていて、アルコールが注入されることによって蓄積された英語ストックがふわっと溢れてくるような感覚。

アルコールに頼らずとも常にストックを引き出せるようなればBestだけど、ようやくその段階にまで成長を感じる頃には日本に帰国する時期になっているのでは、とペシミスティックな予想をしてみる。

居住地

もう遠い昔のことのように感じてしまうけれど、今年の春過ぎは、バルセロナで生活を始めたらどのエリアで暮らすのがいいのか、という情報を日本語で(日本人目線の評価が欲しかったので)探し求めてたけれど、なかなか収集できず一汗かいてたっけな。

 

と言うわけで、日本人がそれなりに多く住んでいる、サリア(Sarria) ~ ペドラルベス(Pedralbes) ~ マリアクリスティーナ(Maria Christina)方面の生活環境について箇条書きしてみます。

 

・住宅街で、家族連れ多い。
・ 世帯持ち日本人は大抵この近辺に住んでいる印象あり。MBA留学生だけではなくて、バルセロナに赴任している人も多い。
・ サリアは数百メートル続く商店街あり。一方、ペドラルベスの方は買い物がやや不便か。バスないしは歩いてマリアクリスティーナ方面まで行けば、リージャ、エルコルテイングレス等あるといえども、深夜や日曜日、いざという時に空いている店を探すのに苦労する。
バルセロナ中心部の中では家賃が高いエリア。とは言え、日本と比べれば安い。€1,500出せば、それなりにいい家に住める。
・ ペドラルベスが一番家賃が高い?一軒家が散見されるエリアで、世界が違う。今はもう住んでいないけど、17年夏までバルサに所属していたネイマールが住んでいたのがここペドラルベス。
・ 緩やかではあるけれど、坂が多い。Bicingがあれば下りの移動(だけ)楽。
・ いわゆる観光地ではないけれど、ガウディさんの作品が点在。誰も写真を撮っている人はいません。グエル別邸だけは、観光地と呼んでいいのかも。
・ 日本のガイドブックには載っていないペドラルベス修道院は、趣があってGood.日本人はまずいない。修道院内の説明、英語がなかったような。展示品が充実しているけど、カタランとスパニッシュが理解できないと何の展示がよく分からない。
・ ペドラルベス修道院の近くに、IESEとESADEのキャンパスあり。
・ マリアクリスティーナ方面に住んでいると、カンプノウまで歩いて行ける。とは言え、実際にはなかなか行く機会はない。
・ マリアクリスティーナ方面のショッピングセンターは英語が通じる店員が多い。ディアゴナル通り沿いがバルセロナのCBDで、Internationalな企業がオフィスを構えている。

 

もっと書けることはたくさんあるけど、ざくっとこんな感じかなあ。