風の歌を聴きたくてスペインに来たのです

スペインについては全くの門外漢だったけれど、運と縁に導かれて、2017年夏、スペインで学生生活を始めます。

酒と言語

フットワークの重さには定評があるので、あまりパーティには参加していない僕だけど、ごく稀に(月1~2回)は勇気を振り絞って会場に足を運んでいます。足が遠のき勝ちなのは、1つには家族がいるというまっとうな理由があることに加えて、ざわついた中で普段にもまして英語が聞き取りにくくなるから、と参加しても虚しさに打ちひしがれてしまうから、2点があるわけですが、後者については、アルコールの力で乗り越えられるな、という思いが強くってきました。

 

アルコールが入ってると、グループワークであんなに黙りこくっていたのが噓のようにアグレッシブに話せるし、話が伝わってるかどうかはどうでもよくなってくるし、よく聞き取れないときもWhat? Sorry?と躊躇なく聞き返せるようになる自分に、遅まきながら気づき始めた次第です。

 

日本を離れて4ヵ月弱経とうとしてるのに、一向にfluentに英語を喋ることができない自分に苛立ちを感じてしょうがなかったけど、インプットは確実にされていて、アルコールが注入されることによって蓄積された英語ストックがふわっと溢れてくるような感覚。

アルコールに頼らずとも常にストックを引き出せるようなればBestだけど、ようやくその段階にまで成長を感じる頃には日本に帰国する時期になっているのでは、とペシミスティックな予想をしてみる。

居住地

もう遠い昔のことのように感じてしまうけれど、今年の春過ぎは、バルセロナで生活を始めたらどのエリアで暮らすのがいいのか、という情報を日本語で(日本人目線の評価が欲しかったので)探し求めてたけれど、なかなか収集できず一汗かいてたっけな。

 

と言うわけで、日本人がそれなりに多く住んでいる、サリア(Sarria) ~ ペドラルベス(Pedralbes) ~ マリアクリスティーナ(Maria Christina)方面の生活環境について箇条書きしてみます。

 

・住宅街で、家族連れ多い。
・ 世帯持ち日本人は大抵この近辺に住んでいる印象あり。MBA留学生だけではなくて、バルセロナに赴任している人も多い。
・ サリアは数百メートル続く商店街あり。一方、ペドラルベスの方は買い物がやや不便か。バスないしは歩いてマリアクリスティーナ方面まで行けば、リージャ、エルコルテイングレス等あるといえども、深夜や日曜日、いざという時に空いている店を探すのに苦労する。
バルセロナ中心部の中では家賃が高いエリア。とは言え、日本と比べれば安い。€1,500出せば、それなりにいい家に住める。
・ ペドラルベスが一番家賃が高い?一軒家が散見されるエリアで、世界が違う。今はもう住んでいないけど、17年夏までバルサに所属していたネイマールが住んでいたのがここペドラルベス。
・ 緩やかではあるけれど、坂が多い。Bicingがあれば下りの移動(だけ)楽。
・ いわゆる観光地ではないけれど、ガウディさんの作品が点在。誰も写真を撮っている人はいません。グエル別邸だけは、観光地と呼んでいいのかも。
・ 日本のガイドブックには載っていないペドラルベス修道院は、趣があってGood.日本人はまずいない。修道院内の説明、英語がなかったような。展示品が充実しているけど、カタランとスパニッシュが理解できないと何の展示がよく分からない。
・ ペドラルベス修道院の近くに、IESEとESADEのキャンパスあり。
・ マリアクリスティーナ方面に住んでいると、カンプノウまで歩いて行ける。とは言え、実際にはなかなか行く機会はない。
・ マリアクリスティーナ方面のショッピングセンターは英語が通じる店員が多い。ディアゴナル通り沿いがバルセロナのCBDで、Internationalな企業がオフィスを構えている。

 

もっと書けることはたくさんあるけど、ざくっとこんな感じかなあ。

コンパス

学生生活が始まって2ヵ月が経ったけれど、最近とみに思うのは、僕にはまだ「学生生活をどう送りたいか(何をprioritizeするか)」というコンパス(軸)が定まっていないのではなかろうか、ということ。


キャリアアップのため、長い夏休み(遊び尽くす)のため、アカデミックな知識を涵養するため、等々、みんなコンパが定まっている(ように見える)から、どういったアクティビティないしは授業で手を抜いて、逆にどういったイベントに対して力を入れるか、という判断ができる。
翻って、僕は、あれもこれも経験したいけれど、もちろん家族との時間も大切にしたくて・・・と、どっちつかずの状況になっていて、常に「今、これに力をいれて(時間をかけて)いいのか、他に注力すべきことはないのか」と、一つのことに集中できずに過ごしているような気がする。

 

でもこれは、余裕を持って生活ができているという証左なのかも。と言うのは、留学前に、「MBA留学中はとにかく勉強がつらくて、寝る間も極限まで削らなきゃ追い付けない」と散々MBAホルダーの諸先輩方から脅されていて、勉強ばっかりしていいのか?と疑問に思う間もないくらい勉強しなきゃいけないんだろうな、と、想像していたので。
それ故に、留学中にコレはやってみたいな、という漠然とした目標はあったものの、明確な優先順位まではつけていないまま学校がスタートしたので、今、こうして、思い悩むに至ったわけです。

 

このブログもいくぶん更新頻度が落ちてしまっているけど、バルセロナという地での生活、MBA留学という何事にも代え難い経験で感じたことを、文字という形で残す、ということは、僕にとって相応にプライオリティが高いことだと思うので、もう少し、PCを起動したら(パワポを作ってばかりいないで)何かを書き留めるルーティーンを付けたいところ。

 

ちなみに、話題は変わりますが、10月中に取り組んでいたcase competitionは決勝進出ならず。在学中に少なくとも1つのcompetitionで上位進出を目指したいです。

カタルーニャ独立

10/27(現地時間)に、カタルーニャが独立宣言しちゃったみたいですね。

 

既に日本から数件、状況を心配してくれて連絡をくれた家族や友人らがおりますが、実際この街で暮らしている身としては、今日という日は何の変哲もない平穏な一日でした。
強いて言えば、夕方以降ヘリコプターの音がうるさくなったり、いくつかのテレビ番組でカタルーニャ議会が生中継されていたり、というくらい。

 

同級生の間でも、「feasibilityがなくて非現実的」と一刀両断する意見が多数を占めていて、ビザがどうなるのか、通貨がどうなるのか、といった心配をしている人は、自分を含め皆無。
homeworks,exams,job hunting, case competitions等、他に心配すべきことは山ほどあるので、そもそも話題にすらあまり登らないですね(スペイン出身者もいる中、タッチーなtopicだからあえて話さない?)。

 

かくいう自分は、目先の課題は専らcase competition。決勝進出(学校代表選出)目指して、頑張るぞ。

盗難

学校が始まって1ヵ月半程経過し、スリや盗難に遭遇した同級生がちらほら出てき始めた模様。街中だけじゃなくて、学校にいても盗難に合うから困ったものです。さすがに教室での盗難は発生していないけれど、大学ってオープンな場所だから、カフェテリアや食堂が恰好の置き引きスポットになるのです。校内に見知らぬ顔がいても、その人が一学年上の学生なのか、大学職員なのか、置き引きのためにやってきた来訪者なのか、正直見分けが付かないので・・・。置き引き犯が欲しいものは、金というよりも、スマホとラップトップPC。盗難の旨を届け出ても、その機体が発見される場所はアフリカ大陸、南米大陸に転売された後で、後の祭り。

 

自分が学部生だった頃は学校にラップトップを持ってくる学生なんて皆無だったように思うんだけど、今やラップトップは毎日学校に持ち運びする必需品だから、盗難にあったらそれはもう阿鼻叫喚の地獄に曝されるようなものですね。

マルチタスク

MBA出願にあたって、いくつかの学校に対して、自分はマルチタスク能力が強みだということを述べた記憶があるんだけど、10月に入ってから、その能力が全く発揮されていない。せっかくバルセロナという地にいるのだから、遊びも勉強も満遍なく謳歌したいと思っているのに、勉強の方でだいぶswampedしている。

 

このブログ内でかねてから嘆いているように、これはひとえに英語力の問題ではないかと思う。毎日のチームミーティングが大変苦痛なわけであるが、これが日本語で会話してたらと思うと、たまたまチームメンバーに恵まれたからというのもあるけど、チームミーティングは全く苦じゃない。与えられる課題は決して楽なものじゃないけど、日本語だったらドキドキワクワクしながら取り組めるものが多い。

 

こういうことに気が付いたからこそ、何とかspeaking能力とlistening能力を上げたいと思ってもがいているけど、愉快な気分でグループワークに参加できる英語力って、洋画を字幕なしで難なく見れるレベルかなと思う。

そのレベルに達するのは容易じゃないし、そうと分かれば、人よりもしっかり予習して、参考文献も読んで、何かしらエッジの効いた発言をすることで、その場で思ったことをささささーっと英語で言語化して発言するよりも、手っ取り早くTeam/Class Contributionしたい、と考えたりもする。 いやいや、でもそうは言ったって、やっぱり英語力はあげたいから、毎日home workとは別に英語のトレーニングを積みたい・・・。 と考えているうちに、あっという間に1日、1週間、10日と過ぎていって、あれ、あんまり遊びに行けてない、と気付く今日この頃。

TIE(=学生ビザ)ゲット

ビザの準備を始めたのはいつだったかな。4月頃だったかな。そこから早6ヵ月弱。ついについにTIEカードをゲットしたぜ・・・。5月にビザ申請→5月末にビザ申請許可=3ヵ月間の学生ビザゲット=NIE番号ゲット→7月にスペイン入国→8月末にTIE申請(早く申請したかったけど、7~8月はバカンスシーズンなので警察も人手不足でそもそも予約が取れない)→9月末にTIEカード(学生ビザのカード。期限は1年)取得。という流れ。

 

英、米、仏方面の学生ビザはどんな流れでゲットできるのかね。上述のとおりスペインはとにかく煩雑で時間がかかったけど。

 

せっかくゲットしたTIEカード、基本は持ち歩くとしても、本当に「常備」するものか悩ましい。バルセロナはスリが多いので、学校の中でさえスラれるんですよね。もちろん教室は大丈夫だけど、誰でも出入りできるカフェテリアはスリのホットスポットなのです。まあこうやって用心している間は大丈夫なのかも。気を抜いたころにスラれそう。